「雨の日」


2021, Jun, 29



大きな家に住んでいる。

綺麗な家。木の床。二階建て。広い広間

2階のところにぼくの部屋。僕は高学生。

あの子は隣の席。

今日は学校に行く。というより学校にいる。

学校は夢のようなところじゃない。

綺麗な石造り。東洋と西洋が混ざってる。

どっちでもない。

円状の図書館。いろんな本があるから楽しい。

灯りは宙に浮いている。灯りはいろんな色。

外は雨で薄暗いから夜に学校に来たみたいで

ちょっとワクワクする。

僕はあの子を好いている。あの子と話したい。

あの子は小さいけど頭がいい。烏色の髪。

いつも白く光るペンで何かを書いていた。

でもいつも無口。親友としか話さない。

この前目があった気がする。

でも僕には興味ないみたい

どうしたら話してくれるかな。

あいつは家にいるかな。まだあいつが好き。

私は去年結婚した。でも今は高校生。

今日は一緒に学校に行きたい。

あいつはたぶん話したくなさそう。

あいつたぶんまた不機嫌な顔する

誕生日だから会いたかったのに

今日も仏頂面してる。

たぶんまた無視される

いいや、1人で行こ

8:30いつものニュースがやってる

いつもの時間。学校に行く時間。

でもまだ家にいれる、もう少しだけ

やっぱりあの子に手紙を書こう

わたし君が好き、君の目が好き。

いつも何を見ているの。

わたし地味だから

君がわたしのこと知ってるかわからない

このペンあげる。わたしの宝物の羽根のペン

図書館の光が揺れてる

オレンジと赤と緑と

またあそこの本を読もうかな。

あいつ家にくるか、窓から見てきた。

一緒に行きたいから確認してきた

今日は一緒に学校に行きたかった。

あいつは来ない。

行っちゃったのかな。

ぼくのランドセルを見て

部屋で荷物を確認してる間に

たぶん行っちゃったんだ

置いてかれた

いいや、あいつひとりで行けばいい。

レポーターの仕事は大変だ

今は生放送なのに

大雨で後ろの配管が壊れた。

早く直さないと。配管に物を詰める。

水は止まらない。

2人の女があそこにはいる

あいつらはいつもボクに付いてくる。

中は空っぽ。ずっと優しくしてくれる。

わたしも優しくすればいい

何度も逃げる。

そこらじゅうに鍵をかけて、逃げ回る

それでもやってくる。

この家はどこか和風。赤っぽい建物。

途中男に捕まりそうになった

だから蹴り倒した

建物の中から出られない。

部屋に戻ってきた

もう9:30

たぶん授業もう始まってる。

朝礼何時からだっけ

今行っても着くのは10時過ぎ

もう間に合わないから今日は行かなくていいや

あいつとも一緒にいけなかったし

あいつは来なかった

本当はあの子に会いたいけど

もうあの子は転校しちゃった。



© 2021 I'mbient.

© 2021 I'mbient.